モラハラ夫と暮らしていた時、モラハラ夫が私に罵倒し続ける姿を毎日の様に目の当たりにしていた子供達は、その姿を見て毎日の様に大泣きしていました。
(児童相談所に通報された程です😱)

長女が幼稚園初登園の前日の夜も、モラハラ夫は私を罵倒してきました。
どんな内容の揉め事が有ったのかははっきり覚えていませんが、モラハラ夫は、
『お前なんて居なくなれば良い‌💢
と、自宅の階段から私を突き落とそうとしたのです。
当時まだ1歳だった長男は、そんなただならぬ状況にただただ大泣きし始めました。

大泣きしている長女を目の前に、私はモラハラ夫に、
『明日は幼稚園の初登園なんだから、こんな事してる場合じゃないでしょ。
○○(長女)も初登園でただでさえ不安なのに、可哀想だからこれ以上もうやめて。』
と言ったところ、モラハラ夫は、
『バカ言ってんじゃねーよ‌💢
オメーが先に喧嘩吹き掛けてきたんだろよ‌💢
と、怒りは更にヒートアップしていました。
一体何を持って私が喧嘩を吹き掛けてきたと言っているのかは分かりませんでしたが、モラハラ夫は、ちょっとでも私と肩と肩とが触れただけでも私が喧嘩を吹き掛けてきたと言ってくる人だったので、とにかく面倒な人でした。
(まるでヤクザ😱)

長女は、
『ママ抱っこ
と言って私から離れなかったので、長女を少しでも落ち着かせる為に、当時3歳の長女を抱っこ紐でおんぶをしてあやしたら、少し落ち着いたのですが…
しかし、モラハラ夫の私への罵倒が酷くなると、長女はまた泣き始め…
泣き止んだりまた泣いたり…の繰り返しでした。
その為、私は長女をおんぶしたままモラハラ夫からの罵倒に耐える他ありませんでした。

この日もモラハラ夫からの罵倒は何時間にも渡りましたが、いつも以上に終わりが見えなかった為、義母に電話をして助けを求めて自宅に来て貰いました。
この様に、怖くて義母に自宅に来て貰った事は何度も有りました。
義母に来て貰った所で解決はしないのですが、私は、自分以外の大人がモラハラ夫しか居ないという状況がとにかく恐怖で仕方無かったので、義母にお願いをして来て貰う事が多々有りました。

長女は元々、朝起きたと同時に大泣きする様な子で朝は不機嫌だった為、幼稚園のバス停に連れて行くまでがとにかく大変でした。
ただでさえ朝から大泣きする子でしたが、モラハラ夫は、翌日子供が幼稚園だろうと運動会だろうと発表会だろうと、そんな事はお構い無しに当然の如く私の事を罵倒してくるので、長女は尚更不安だったのだと思います。
朝起きたと同時に大泣きして壁をけり、着替えすらしない長女に私自身も疲れ、何とかならないものかとずっと悩んでいました。
「大泣きする」という事は、恐らく不安な気持ちが強かったのだと思います。

モラハラ夫の元を離れてからも暫くの間は、長女は変わらず毎朝大泣きしていましたが、少しずつ落ち着いてきました。
泣くのが毎朝だったのが2日に1度になったり、大泣きして全く着替えなかったのが、少しずつ自分で着替える様になったり…と、変化が見られる様になりました。
少しでも思い通りにいかないと、直ぐに泣いて怒りながら暴れていたのも、少しずつ落ち着いてきたのです。
長女が落ち着いてきたのは、きっと、モラハラ夫の元を離れた事で、母親の私の気持ちが少なからず落ち着いてきたのが長女にも伝わったのだと思います。

モラハラ夫の元を離れてから割りと直ぐの頃に、長女から、
『ママ、前よりも○○(長女の名前)のことを抱っこしてくれる事が増えたね‌😉
と、言われた事があります。
私はモラハラ夫と暮らしていた頃は、モラハラ夫からの罵倒に耐える事に精一杯で気持ちの余裕が全く無く、子供を抱っこするという事すら出来ていない状況でした。
その為、長女には寂しい思いをさせてしまっていたと思っています。
少しずつ落ち着いていく長女の姿を見て、母親の心の安定がこんなにも子供の心に響くのかと、改めて実感しました。

長男はまだ幼かった為、モラハラ夫との生活を全く記憶していません。
それは良かったのですが、モラハラ夫と暮らしていた頃、長男は、モラハラ夫と私の仲裁に良く入っていました。
モラハラ夫が私に対して、
『バカ言ってんじゃねーよ‌💢
という言葉を毎日の様に遣って私を泣かせていた為、長男はモラハラ夫に、
『パパ、さっきママにバカって言ったことちゃんとあやまったの
と言った具合に、モラハラ夫に一生懸命に言ってくれていました。
しかし、モラハラ夫は、
『コイツ(私の事)はバカだから仕方ないんだよ、なっ、○○(長男)
『パパはママにいじめられてるんだ‌💢
と、虐められてるのはあくまで自分なんだと言う事を長男に言い聞かせていました。
(言い聞かせる内容が間違ってる😱)

しかし長男は、モラハラ夫が私の首を絞めた時の事は衝撃でなかなか忘れられなかった様で、暫くの間は毎日の様に、
『パパがママの首をギュッと絞めてた』
と、言っていました。
こんな調子だったので、モラハラ夫と別れた事は子供の為にも間違いではなかったと言い切れます。
あんなモラハラ環境の中で、子供がすくすく育つとは到底思えません。

モラハラ加害者の特徴として、頭の良い人が多い様に思います。
この場合の頭が良いというのは、人としてではなく、勉強が出来たり高学歴だったりするという意味です。
モラハラ夫も、モラハラ夫の弟も、義父も、勉強は出来た様です。
ただ、勉強が出来るのと、人として賢いのとは全く別物です。
(モラハラの場合は、ズル賢い😱)
本当に人として賢ければ、妻を毎日の様に罵倒して泣かせる事が、結果、妻に逃げられる事に繋がるという事位は分かる筈です。
どんなに妻をゴミ扱いしても、妻が自分の元を離れる事だけは絶対に有り得ないと自負しているのがモラハラなので、変に自信過剰だと思います。

結婚が決まるまでは非常に理想的な人柄を演じ続け、結婚が決まったり子供が生まれて相手が直ぐに身動きの取れない状態になったと確信した途端、その本性を現すというのは、余りに計算高くしたたかとしか言い様がありません。
しかも、その一連の流れをモラハラは無意識にやっているのです。
意識的に人を騙そうとしているのではなく、ごく自然な流れでターゲットを騙しているので、騙しているという認識そのものがモラハラには有りません。
その為、いくら被害者側が被害を訴えた所で、モラハラ加害者には身に覚えが無いのです。
その上、モラハラ加害者は自分がモラハラ被害者だと思い込んでいます。
非常に厄介な生き物ですよね。

こちらのモラハラ夫ブログもまた更新していきますが、「モラハラ妻との結婚生活」のブログも書き始めましたので、そちらもお読み頂けたらと思います。

モラハラ妻との結婚生活